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洗濯的コミュニケーション

2007年11月27日

選択的コミュニケーション、なんていうとマーケティング用語でありそうですが、
本日のタイトルはあくまでも「洗濯的コミュニケーション」です。



私は普段、家を出るときに洗濯機を回して、帰宅後に洗濯物を干します。
本日もその習慣に漏れず、つい先ほど洗濯物を干していました。


すると、どうでしょう。

何と向いのマンションに住んでいる男性サラリーマンも
一生懸命になって洗濯物を皺を伸ばしながら干しているではございませんか。


お互い面識もなく、ベランダが向き合っているからといって
目が合うこともありませんが、無言のコミュニケーションです。


相手が洗濯物に夢中になっている隙に、チラッ。
私が洗濯物に夢中になっている時に、チラッ。


10メートルくらいの距離は隔ててるとはいえ、
深夜にオトコ、二人が向かい合ってベランダで作業していると
否が応でも互いのことを意識してしまいます。

素性も知れず、言葉を交わすことも、視線すら交じることのない二人ですが
なんとなく心が優しくなるコミュニケーションがここにはあります。

いつもなら寒さに怯え、手っ取り早く済ませてしまう洗濯物を干すという行為ですが
今日はいつになく、丁寧にその作業を進めました。
きっと、独りではない、そんな些細なことを心のどこかが感じただけなんでしょうが
ちょっとしたシアワセの時間でした。



先に向いの方が干し終わって部屋に入ってしまったので
最後はちょっとばかり寂しい思いも致しましたが・・・


寒空のもと、こんなコミュニケーションはいかがでしょうか。  


Posted by CATS HOUSE RECORDS at 01:39Comments(2)ミヤハラコウヘイ