スポンサーサイト

上記の広告は2週間以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書くことで広告が消せます。  

Posted by スポンサー広告 at

オフクロの味。

2008年01月29日

本日のブログはただのぼやきです(笑)




昨日のバイトが朝方までだったため、今日は昼すぎの起床でした。

起きて開口一番に「かぼちゃが食べたい」とぼやいてしまったため、どうしても食べくなりお買い物へ。

かぼちゃと挽き肉の煮付けを作りました。

私は基本的に料理をする際に分量を計ったりという面倒くさい(笑)行為はしない人間なので、材料から調味料に至るまですべて目分量です。

なのでたまに料理を作ってもレシピをご紹介できないのが残念。


そんなわけで作った、かぼちゃの煮付けですが。
食べてびっくりしました。


母の味とまるで同じ。


私は実感にいる時から、母の作るかぼちゃの煮付けが大好きでした。そのため自分でやっても同じ味になるのかもしれません。

それにしても、母も料理に関してはすべて我流、私もすべて我流。この状況で同じ味がうまれるのはミラクル以外の何物でもない気がします。


やはり幼い頃から慣れ親しんできた味を、舌が忘れていないのかもしれません。

そう考えると、子供を手料理で育てることの重要さを改めて感じます。

忙しい日々の中で私を育ててくれた母が、私に染み付けたいろいろは計りしれません。母への感謝をしみじみ感じてしまいました。


そういえば先日、お客様に
「みゆきっぽい顔してるね」
と言われてとても驚いたことを思い出しました。
母の名はみゆきです。
私の顔も母に似てきているのだろうかと、少しうれしかった出来事でした。


足早にすぎていく時間の中で少し時間を使って自炊して、自分の好きな味を楽しむのも、ある意味贅沢だなぁと感じた午後でした。


それでは。

See you next time (゜∀゜)  


Posted by CATS HOUSE RECORDS at 18:55Comments(0)ヨコオナオ

茂木健一郎さんと音楽のおはなし

2008年01月29日

今日は再び最近読んだ本を御紹介したいと思います。
茂木健一郎さん「すべては音楽から生まれる 脳とシューベルト」です。

2008年1月発行のPHP新書なんですが、天神のTSUTAYAで偶然に発見し
読んでみたら案外、面白かったので少々記します。

著者の茂木健一郎さんソニーコンピュータサイエンス研究所上級研究員を
されつつテレビ番組などにもご出演されていらっしゃるのでご存知の方も
多いかと存じますが「クオリア」というキーワードを広めたのはこの方です。

ちなみに尾崎豊さん(の詩)を大変高く評価している脳科学者、
というのがこれまで彼に対する私の認識でした。

そしてこの本を読んで私の認識は、
音楽の大好きな生命哲学者へと変化しました。

あくまで、この本を読んでのことですので他の著書を読めば認識は変わるでしょうが。


本の副題の通り、この本ではシューベルトをはじめてとしてクラシック音楽について
茂木さんが色々と語るのですが、よっぽど好きなんだろうなぁと感じると共に、
脳科学の知識がバックボーンになっているのは確かであるとしても、
その語り口は科学的というよりも哲学的であるなぁと感じました。

きっと彼の中では科学的であろうが、哲学的であろうが導かれる先は同じであり
だからこそ読者にとって、取っ付き易いであろう生命哲学という方法をもって
音楽を題材に語っているのであるとは思います。が、脳科学者という彼に張られている
レッテルを信じ、音楽に関する科学的な知見を求めて読んだ方は
ちょっと裏切られたような気がするかもしれません。私もその中の一人です。

しかし、しかし、しかし、
エンターテインメントとして読む分には、とても面白い本だとも思います。
彼の文章はなかなかに癖があり、読みづらいこともあるかもしれませんが、
集中して読み始めてしまうとそれも気になりません。ただ、それまでにかかる
時間が他の書物よりも長くかかるというだけです。
特に最後の章では「ラ・フォル・ジュルネ」というコンサートを主宰している
ルネ・マルタンというフランス人の方と対談をされているのですが、ここは本の
中でも私にとってはイチバン、面白く感じたところでした。


ということで、音楽に関心のある方はお読みになって損はないと思います♪


■すべては音楽から生まれる 脳とシューベルト
■茂木健一郎
■PHP新書
■¥714(税込み)

  


Posted by CATS HOUSE RECORDS at 10:55Comments(2)ミヤハラコウヘイ