気ままな、Cats♪

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8月1日より、docomoのケータイから閲覧が可能なiチャネルというサービスが
大幅にリニューアルされたのですが、面白い試みを多く発見したのでそのことを…


ひとつめ。
これまでは文字情報と写真だけの組み合わせでニュースが提供されていました。
が、リニューアルに伴って、日テレの動画コンテンツも閲覧可能になりました。
で、これが面白い試みだなぁと思ったのは、動画閲覧までにステップを踏んでいるからです。

＜タイトルでリストからニュースを選択＞
↓
＜文字情報と写真でニュース内容を理解＞
↓
＜動画でも情報を獲得したい場合は閲覧＞

このように、予め情報の内容を知った上で動画を閲覧することになります。
そうすると、動画を閲覧する人というのはその動画に文字情報と写真では
獲得することのできない情報を求めてコンテンツにアクセスすることになると思うのです。

今まで、私から見て、マスメディアの提供する様々なコンテンツ（文字、音声、映像etc）は
それぞれが機能面での棲み分けができていないように感じておりました。
が、もし、将来的に文字、音声、映像などのコンテンツがそれぞれ単独ではなく、
それぞれの特徴から、順序付けられてユーザに接触するようになるならば、
それぞれのコンテンツの内容というものは大きく変わっていくのかなぁと思いました。



ふたつめ。
タワーレコードが音楽関連情報を提供しはじめたことです。これまでは一般的に、
マスコミといわれるような企業がいわゆる「情報」を提供していたわけですが、
音楽に携わることを生業としている企業が、音楽に関する情報を提供しはじめたことは
私は非常に興味深いことと思います。要は、コンテンツの作成者がメディアではなく、
コンテンツの作成者がメディアを情報流通の手段として利用しているということですが。
マスコミをただのコンテンツのディストリビューション手段として利用するというのは
今後増加していくのではないかなぁと思います。



みっつめ。
docomoがユーザ視点でサービスを提供しはじめたことです。これまで、docomoは
ユーザ視点でサービスの開発をしていたのかどうか分からないところがあったのですが、
今回のリニューアルを見て、巨人が動きだしたなぁというのを実感致しました。
たとえば、iチャネルでは天気情報が提供されているのですが、今までは登録した地域
意外の地域の天気情報を見るには若干の手間が必用だったのですが、ワンクリックで
全国の天気を俯瞰できるようになったうえ、気象衛星写真、天気図、レーダーアメダス、
台風情報なんかもワンクリックで見ることができるようになりました。もちろん、
週間予報や24時間の天気の推移も随分と見やすくなったのですが。。
あと、占いのサービスも大きく改善されたように思います。自分の占いを見たあとに、
カンタンに他の星座とのその日の相性を占うことができるようになりました。
ほかにも色々とあるのですが、これくらいにしておきます。

個人的にはiPhoneがソフトバンクから発売された以上に、
このdocomoの変化というのは大きなインパクトがあると感じております。

今後に期待。