スポンサーサイト

上記の広告は2週間以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書くことで広告が消せます。  

Posted by スポンサー広告 at

メタファー思考 意味と認識のしくみ

2009年01月21日

瀬戸賢一さんという大阪市立大の先生が書いた、
「メタファー思考 意味と認識のしくみ」という本を読みました。


駄作。

もし、大学へ行ってこんな授業をされたら、
私だったら授業料を返せとゴネてしまう気がします。

もう、何を言っているのだかサッパリでした。
解るところも、私にとって納得のいく論理展開ではなかったですし。


もし読んだ方がいらしたら、感想を聞かせて頂ければ幸いです。




話は変わって、メタファーと関係ないけど、一カ所だけ
すんごい感心し、秀逸だなぁと思えるところがあったので
以下に抜粋します。(P.71 l.7~)

もうひとつ知っておきたいことは、感性的メタファーの「感性的」ということばの意味合いである。感性的メタファーは、すべて私たちの身体的な知覚に基づいたメタファーである。私たちは、五感という高感度のアンテナを世界に向けて広げ、内に向けては敏感な神経網を張りめぐらせた身体的存在であるといえよう。この身体的存在は、まず、感じる。感じるとは、反省的な認識以前の直感的な知覚のことをいう。これが「感性的」ということばの意味である。


氏曰く「身体的存在が反省的な認識以前の直感的な知覚を行うこと」が感性的である。
ITバブル以降近年、しきりと耳にする機会の多くなったこの「感性」という言葉ですが
私はこれほど判然とした感性の説明と出会ったことがございません。  


Posted by CATS HOUSE RECORDS at 21:11Comments(2)ミヤハラコウヘイ