イッツ・オンリー・トーク

2007年07月14日

イッツ・オンリー・トーク

という名の小説をご存知でしょうか?
2006年に「沖で待つ」で芥川賞を受賞した絲山秋子さんのデビュー作です。

昨年の晩夏に買って読んだものを、
部屋の整理中にたまたま本棚に発見したので今日はこの本をご紹介いたします。

と、思ったのですが実はこの小説のことを私はあまり覚えていないのです。
割とあっさり、カンタンに読めたのは覚えているのですが肝心のストーリーは
ほとんど記憶になく、どうしたものかと。。。

そこで仕方なくインターネットで「絲山秋子」と検索してみたところ
彼女のホームページがヒットしたので見てみました。
サイトでは彼女のプロフィールなどを閲覧することができるんですが、
私にとってはちょっと意外な、そんな発見をしました。

実は彼女、躁鬱病で入院している最中に小説を書き始めているんです。
それが1999年のことで、2003年にこの作品でデビューされているんです。

だからどうだ、というわけではないのですが、その事実を知った上で読んでいたら

もっと違う印象を受けた作品だったのかもなと思いました。

本題に戻りますが、本日ご紹介している「イッツ・オンリー・トーク」ですが、
同名の小説とは別に「第七障害」という小説も収録されています。
こちらはデビュー後の2作目なんですが、私はこの作品は好きでした。
イッツ・オンリー・トークに比べてだいぶ記憶にも残っています。

この第七障害というのは、乗馬の障害競技のことです。
主人公の女性は障害競技の選手であり、彼女の葛藤であったり
恋模様が乗馬と絡めて語られていきます。

ちなみにこの小説、390円とタバコ1箱と対して値段が変わりません。
喫茶店に入るとき、タバコを買ってからではなく小説を買ってからというのも
たまにはよろしいのではないでしょうか?



ここまでグダグダと支離滅裂に書いてきましたが、
今日の記事で1番、お薦めしたいのは絲山秋子さんのブログです。

偶然発見したんですが、面白いです。
是非ご覧になってみてください。
http://www.akiko-itoyama.com/diary/

イッツ・オンリー・トーク

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Posted by CATS HOUSE RECORDS at 00:59│Comments(0)ミヤハラコウヘイ
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