パリのエスプリ・京の雅・江戸の粋

2008年08月23日

東京のホテル オークラにて「パリのエスプリ・京の雅・江戸の粋」と題しまして
絵画展示のチャリティー・イベントが開催されています。
一昨日に一人で参りましたが、なかなかに素晴らしいものでした。

このチャリティー・イベントは1994年より開催されている
「アートは世界のこどもを救う」というもので、本年で14年目を迎えるそうです。

ちなみに今年は日仏交流150周年を記念して開催されており、クロード・モネを中心とする
フランス印象派絵画と彼らに影響を与えた日本絵画、100余点の秀作が展示されております。


私は絵画に疎い人間ですが、随分と力を注いでいる展覧会であるように感じました。
特に日本絵画は歌川広重(安藤広重)や葛飾北斎の浮世絵が素晴らしかったです。

歌川広重の「東海道五十三次」は、ほぼ五十三全ての宿場のものが見れました。

会期中に展示が変わるということでしたので、
会期を通して通えば全て見れたのではないでしょうか。


と、このようにオススメなのですが以下では特に私の気に留まったいくつかをご紹介します。

一つ目は、モーリス・ド・ヴラマンクの絵画です。
19世紀末から活躍したフォーヴィスムの画家です。
私はここで観るまで名前さえ知りませんでしたが、一目惚れでした。

ココでいくつかを観ることができます。

二つ目は、葛飾北斎の「北斎漫画」です。
これは数編が展示されているのですが、葛飾北斎が遠近法を学んでいるものや
単色(線)のみで描いている作品が観れたのが新鮮でした。


最後に、感想です。

歌川広重の作品は、風景を写しているなぁと感じ、
葛飾北斎の作品は、世界を描いているなぁと感じました。

そして、私は浮世絵の青がとっても好きなことに気が付きました。


会期は8月30日までと期限が迫っておりますが、
東京にいらっしゃる方には是非ともご覧になって頂きたいです。



にょろんぼ。


クロード・モネ《カミーユ夫人》 1876-1877年
パリのエスプリ・京の雅・江戸の粋


葛飾北斎《諸国名橋奇覧 東海道岡崎矢はきのはし》 1834年頃
パリのエスプリ・京の雅・江戸の粋

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Posted by CATS HOUSE RECORDS at 02:13│Comments(0)ミヤハラコウヘイ
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